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半径5mの私の赤裸々日記。思ったこと何でも書き綴っています。


by medimix610
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halfway

私が活字中毒になる理由も自分の中で理解しているつもりだ

1日1冊ペースで本ばかり読んでいたけどパタリと止めてしまった。欲しい本が近くの本屋に置いてないのも理由の一つだが、考えることに疲れたみたい。
私は目的も無しに本屋に行き、ただ自分のインスピレーションで本を手にすることを大切にしている。それでハズレを引くこともあるが大体当たる。今の自分が求めているものが何なのかも分かることもある。私にとっての本屋とはそういう場所。
だから、ネットですぐ欲しいと思っている本は手に入るけど何だかやっぱり本屋で見つけたいと思ってしまって購入まで至らない。今というタイミングじゃないという気になってしまう。
ニーチェのツァラトゥストラはかく語りきを読んでから自分の中で色んなことがひしめき合って色んな事を考え続けた。
今まで読んだ本とニーチェを読んでから読んだ本から一本の線で結ばれた時は怖ろしい思いをした。私の思想の傾倒が手に取るように分かってしまったのだ。
メランコリーが拭えない。かといって中途半端な存在の価値しかない私はまた息苦しい。
私は自分が資本主義の副産物だと思っている。
遅かれ早かれこれから色んな本を手にして没頭するだろう。そして、迷い込んでいく。
その中で私は意識して手に取らないと決めている作家がいる。日本文学の小説を読む時はほとんどが後から気付くが芥川賞作家なのである。それほど小説を読んでいる訳ではないが。
芥川龍之介の作品は今は読めない。晩年の作品は特に。

迷い込んでしまわぬようにと誤魔化しているのだ。誠実に向き合おうともしていない。
ただ今はからっぽにしてただ時の流れを享受するだけに成り下がっている。
遅かれ早かれ私は発狂するのではないかと冷静に考えている。
そうならない方法は知っている。
知っているけれど私はそれを私自身が許しえない行為に他ならない。
それに伴う知識の量も半端なく少ないので中途半端な位置にしかいない。まぁそういうている奴はそんなことにはならないという理論を持って来てくれたら大変嬉しく思う。
by medimix610 | 2008-03-28 17:52 | 病的